社会人の「むつごい」話

暇な社会人が思ったことを書きます。

働き方改革 -長時間労働の是正①-

今現在働いている会社は働き方改革で以下のような取り組みが実施されるようになった。

 

(1)有給5日以上消化(4~9月中)

   上記期間の間に有給消化できなかった場合は、上司と相談し、取得できるように促すこと。

 

(2)月残業時間45時間以上禁止

   30時間を超えた場合は、上司が理由書を作成し、人事に説明すること。

 

というような具体的な取り組みが実施されている。

 

上記が(1)(2)は守られるような環境にはいるのだが、決してこなしやすいような環境にはない。

 

どこの事業所も人手不足があることかつ、メーカーは世間に認められるように製品の品質向上のために装置の導入や分析項目を増やすなどといった手間が増えているのも現実である。

品質!!品質!!!これ言い過ぎたら何もできなくなってしまうのも現状である。

 

人手不足の解消方法としては、自動ロボットの導入や多能工化が考えられており、現在取り組んでいる最中であるが、これは軌道に乗るのには時間がかかってしまう。

 

あとは如何に求められる仕事を効率良く実施するか?ということが必要となってくる。

 

効率よく!頭を使って考え行動しろ!

 

とよく言われているが、いままでの古いルールが変わらない以上難しいのも現状である。

 

ん~どうしよっかなあ・・・となぜ今考えるようになってきたのかというと、

 

今働いている職場の高齢化が進んでいるからである。

 

詳しい現場のベテランさんの方々が引退し、会社を支える基盤が崩れかけているのである。

もちろん若手社員の採用は進んでいるが、なかなか急には育たない。

育てる人もいない。困ったものである。

 

だから先ほどいった難しいことをしっかり考えていく必要がある。

 

生産管理の立場で現場と共に良い製品を作っている私からしたら、

 

・単純作業はロボットにまかせるようにし、人間じゃないとできないことは人間が実施できるように分ける。

・今の会社のルールを現状に見合ったルールに見直す(背伸びしない)。

・余計な仕事はどんどん切り捨てる勇気をもつ。

 

これが大事なのかなあと思う。

これを実施することができれば、全員の働き方改革は少しは進むのではないかなあと。

それか海外の人のように、「バカンス中なので仕事の話しないで!」というかだな・・・。

 

少しでも進めばよいけど、いろいろと弊害もあるもんなんですよね・・・・。

次回その弊害について書こう・・・。